【レビュー】登山とレンズ “Panasonic LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8”

Posted by: soundathlete

トップ写真《Panasonic LUMIX GX1 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8》ISO160 – 25mm(50mm) – F6.3 – 1/400》

久しぶりの山カメラ記事です!今回は、7月に行った長野県は「御嶽山」にお供した “Panasonic LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8” について紹介したいと思います。

実は前回書いた蓼科山と御嶽山の間に、八ヶ岳「硫黄岳」や滋賀県「竜王山」にも登ったのですが、どちらもこのレンズ1本で済ませました。というのも、このレンズの最大の特徴でもある換算28-280mmという広い焦点距離が大活躍したのです。

まず、レンズ交換の手間が省けます。1度でも一眼を手に山を登ったことのある方なら、きっとこの素晴らしさに気づいていただけると思います。景色がメインの登山といえど、広角域ばかり使うわけではありません。遠くに見える山々を切り取ってみたり、思わぬ動植物に出会ったりすることもあります。

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《Panasonic LUMIX GX1 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8》ISO160 – 140mm(280mm) – F6.3 – 1/800》

こちらの写真は「雷鳥」クンです。けっこう近づくことができたのですが、望遠域もカバーしているレンズでないと、こんな感じには撮れなかったと思います。

肝心の画質については、10倍ズームを可能にしたレンズですから、そりゃ単焦点やハイグレードレンズには敵わないと思います。が、レンズをたくさん持ち込んだせいで「登山を楽しむ」という最大の目的をスポイルしてはダメですし、レンズ交換してる間にシャッターチャンスを逃すなんていうのもナンセンスなので、僕は多少画質を犠牲にしてでも高倍率ズームを選び、なるべく1本で登山を楽しむべきかなと思っています。とはいえ、必要十分な画質ですからご安心くださいね!

ただし、こちらのレンズには欠点が1つ。M4/3のレンズにしては重く、そして大きい・・・。もちろん一眼レフのレンズ群と比べればずっと小さいのですが、GX1に付けるとボディがオマケくらいの雰囲気になります(笑)

なので、もしこの焦点距離などに好感が持てた方は、先日発売になったリニューアルバージョンの “Panasonic LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6” を購入していただくと良いと思います。

旧バージョンに比べ、ずっとずっと小さくなり、重さも半分近く軽くなっています。その上、明るくなったのにも関わらず手ぶれ補正も強力になってるんだから言うことなしです!

ということで、10倍ズームが超便利なこちらのレンズ、登山にとってもオススメという結論でした!

 

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